地域の特産物や工芸品などの返礼品が人気のふるさと納税。いま、自治体の間で注目されているのが、在留外国人の利用拡大だ。
 北海道の洞爺湖町では、およそ50か所の宿泊や飲食などで使えるチケットが返礼品として用意されており、道内で働く中国出身の男性が地域の魅力を解説する動画を日本に住む外国人に向けて発信している。
 洞爺湖町役場 田仲佑多さんは「在留外国人は約300万人おり特に中国人やアジア圏の人たちが多いが、ほとんどの中国人の方は制度を理解していない。そこで動画を作ってPRをしようと考えた」と話す。