【明治安田J1リーグ】ジュビロ磐田 2-1 FC東京(11月30日/ヤマハスタジアム)
 サックスブルーの背番号10が“最後のホーム”で魅せた。ジュビロ磐田のMF山田大記が、J1リーグ37節・FC東京戦の終盤にPKキッカーを務めると、相手GKの意表を突く左足でネットを揺らし、大きな話題となっている。
 この試合を前に磐田は、J2自動降格となる18位(勝点35)と、まさに“崖っぷち”だった。16位のアルビレックス新潟(勝点41)、17位の柏レイソル(勝点40)と順位を争う状況であり、今節で引き分けか、あるいは敗れた場合は、その瞬間にJ2降格となってしまう「絶対に負けられない戦い」に臨んでいた。