【写真・画像】ハチミツ二郎、人工透析で車いす生活に…シングルファザーへ最愛の娘の願いは「16歳まで生きて」 1枚目
【映像】車いす姿のハチミツ二郎や愛娘との2ショット(複数カット)
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 車椅子姿でカメラの前に現れたのは、お笑いコンビ・東京ダイナマイトのツッコミ・ハチミツ二郎(50)。コロナにかかったことがきっかけで体を悪くし、延命治療という名目でそのまま人工透析。今では車椅子が欠かせない体に。ABEMAエンタメは、今年3月にコンビでの漫才活動休止を発表したハチミツ二郎に独占密着。“芸人”そして “12歳の娘のシングルファザー”として病気と戦うハチミツ二郎の素顔に迫る。

【映像】車いす姿のハチミツ二郎や愛娘との2ショット(複数カット)

 2001年に、松田大輔と東京ダイナマイトを結成。過去に2回、M-1グランプリの決勝に進出した実力派コンビで、二郎は若手芸人から憧れのツッコミ芸人として名前があがるほど。レスラーとしても活動し、2017年には大仁田厚とも対戦した。

 プライベートでは、蒼井そらとの交際と別れを経て、2010年に、元アイドルと結婚するも1年で破局。その後、2012年に一般女性と再婚し、娘が誕生した。

 二郎の体に変化が起きたのは、娘が小学2年生の時。コロナに罹患したことがきっかけだった。

ハチミツ二郎:最初はコロナです。一波と二波の間ぐらいに罹ったんで。病院側も何をすればいいか分かってないような時期で。それで救急搬送されて、外の処置室で全身麻酔されて8日間寝てたんです。寝て起きたら首に管が刺さっていて。そこら中、点滴なんですよ。透析だっていうから「ちょっと待ってください。透析って一回始めたら一生止められないんじゃないですか」って言ったらうちのその時の奥さんの状況は動転してるから、これやらないと延命治療できないみたいに言われたら、もうとにかく生きるようにって言ったみたいで。まあ仕方ないっちゃ仕方ないですけど。結局もうやめられないんですよ。だから数値で言えば、透析になる数値があるんですけどそこまでは全然(いってない)。良くはなかったんですけど、そこまでいってないのに始まっちゃったと。

 人工透析をやめるため、妻に腎臓を提供してもらい移植をすることを決めた二郎。しかし、その妻とは離婚することになり…

ハチミツ二郎:血縁関係しかドナーになれないんです。うちの元嫁やるって言っていたんですけど、いつの間にか不倫していて。子育てもしなくなっちゃって。(自分の)母親がやるってなって、手術やったんですけど、失敗してしまって。これ失敗っていうと叩いてくるやついるんですけど、失敗って言われたんですよ。だけどなんか知ったかぶったやつが、適合がしなかっただけでそれを失敗っていうのはどうたらこうたらって、うるせえよと。うるせえよ、本当に。俺の身になってみろ、お前。

 心身ともにボロボロになっていった二郎だが、気がかりだったのは、母親と離れて暮らすことになった娘の気持ちだった。

ーー当時は娘さんはいくつだったんですか? 

ハチミツ二郎:8歳です。離婚したのも隠していたし、何にも言ってなかったんですけど、子供って察するみたいで。8歳から9歳になったぐらいの時に「なんで離婚したの?」って言いだした。離婚なんて言葉教えてないんですよ。よくありましたね。口論になってるとパッと見たらドアの向こうに影があったりとか。それはもうすごいかわいそうだなって。何回か、何ヶ月か経って喧嘩してる時に、娘が当時9歳で大泣きして「もう離婚届なんか破ればよかった」とか言ってダミ声で「私がとめられなかったのが駄目なんだ」とか言ってるんです。

ハチミツ二郎:俺はシングルファーザーで育てていますけど、娘は“俺についてくる、母ちゃんについてくる”じゃなかったんですよ。もう9歳にして「家に残る。私は家に残る」しか言わなかった。「家族3人に戻す」ってずっと言ってたんです。だから別に俺についてきたわけじゃなくて、“どこにも行かない、この家にいる”っていう。

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