サッカー・元日本代表の槙野智章氏が、最先端の技術でモータースポーツを擬似体験できるドライビングシミュレーターラボに潜入。SUPER GTのレースを体験し、さらには現役トップレーサーの谷口信輝選手と本気の勝負を行った。
12月1日の『ABEMAスポーツタイム』では、モータースポーツを擬似体験できる最先端ドライビングシミュレーターラボ「simidrive」を取材。そこで、プロも絶賛するリアルなシミュレーターを体験した槙野氏は、谷口氏の指導のもと「お世辞抜きに素晴らしい」と絶賛されるまで運転技術をみるみる成長させた。
そんな槙野氏のドラビングセンスに火が付いたのか、谷口氏から「せっかくなので僕とレースしてみますか?」と提案すると、槙野氏も「やらせていただきます」と即答。そこは負けず嫌いのアスリート同士あっという間に本気のレースが実現した。
ルールは、槙野氏が出発して50秒後に谷口氏がスタートするというハンデ付きの3周対決。先に出発した槙野氏は「どういう感じだったっけ」と、まだコースは頭に入っていない様子だが、トラブルもなく順調な滑り出しを見せた。
槙野氏のスタートを横目に、「(50秒)長ぇ」と漏らす谷口氏。50秒経ち、ようやくスタートを切る谷口氏だが、1周を走り終えても差は半周ほど残り「追いつけるのかな…」と少々不安げ。だがそこはさすがの現役レーサー、最後の1周でしっかりと槙野氏の車を捉えてみせた。
最終ラップの最終コーナーで谷口氏が抜きにかかると、なんと槙野氏が谷口氏の車に突っ込んでしまいクラッシュ。谷口氏から「コラー!(笑)」と怒られる場面も飛び出た。
勝負は谷口氏が先に車を立て直してゴール。「これ、いけたよね俺!もっとできたかな」と手応えがあった様子の槙野氏に、谷口氏も「結構焦りました」と奮闘を称えた。
だが、すぐさま「一番言いたいのは、『ぶつけましたよね』」と、最終コーナーで槙野氏が谷口氏の車の横っ腹に突っ込んたことに触れる。これには槙野氏も「僕ですか?ぶつけたの?」と言い返すも、「事故というのは後ろの人がぶつけたことが悪いんです」というレースのルールを説明されると、「すみません」と納得。「あれでいくらですか?」と気になる修理代を尋ねてみると「800万円くらいですかね」と返され、その驚愕の値段に槙野氏も笑うしかなかった。
(ABEMAスポーツタイム)