最近、人気が急上昇しているトランプゲームのポーカー(テキサスホールデム)。ポーカーには「役」と呼ばれるカードの組み合わせがありますが、本記事ではその中でも“最強”とされるロイヤルフラッシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)について解説していきます。
ロイヤルフラッシュ(ロイヤルストレートフラッシュ)とは?
ロイヤルフラッシュ(「ロイヤルストレートフラッシュ」とも呼ばれます)は、ポーカー(テキサスホールデム)における最も強い役です。手札が以下の5枚で構成されるとき、ロイヤルフラッシュが成立します。
- ・10, J(ジャック), Q(クイーン), K(キング), A(エース)
- ・全てのカードが同じスート(スペード、ハート、クローバー、ダイヤ)であることが条件
例えば、以下の画像のように手札が揃った場合は、スペードのロイヤルフラッシュです。
ロイヤルフラッシュのカードの組み合わせ
前述の通り、ロイヤルストレートフラッシュを作るには、次の5枚が同じスートで揃う必要があります。つまり、以下の4通りしか組み合わせはありません。
- ハート:10、J、Q、K、A
- スペード:10、J、Q、K、A
- ダイヤ:10、J、Q、K、A
- クラブ:10、J、Q、K、A
これらの組み合わせは合計で4通りしかありません。
ストレートフラッシュとの違い
「ストレートフラッシュ」も強い役で、「連続する数字のカードが同じスートで揃う」状態のものを指します。ロイヤルフラッシュとの違いは、数字の範囲です。
ストレートフラッシュは、任意の数字(例えば6~10)が連続していればOKですが、ロイヤルストレートフラッシュは「10、J、Q、K、A」で揃えなければいけません。
つまり、ロイヤルフラッシュはストレートフラッシュの中でも唯一無二で、最強の役なのです。
ロイヤルストレートフラッシュが出る確率は?
ロイヤルストレートフラッシュはポーカーで最も出にくい役です。そのため、滅多に見られません。具体的な確率は以下となります。
テキサスホールデムでは、ホールカード(手札2枚)+コミュニティカード(場に出る5枚)の7枚から5枚を選んで役を作ります。この場合、ロイヤルフラッシュが揃う確率は
約0.00323% (約1/30939)
となります。非常に低い確率で、ポーカーを何千回とプレイしても一回も見られないことがあってもおかしくない難易度といえるでしょう。
なお、ロイヤルフラッシュ以外のポーカーの役の強さの解説はこちらの記事を参照してください。