3日夜、韓国・尹錫悦大統領が発令した「非常戒厳」により、韓国内は大混乱に陥った。国会議事堂の前には軍や警察の車両が詰めかけ、周辺では市民ともみ合う姿まで見られた。また、議事堂では中にいた議員が作ったバリケードを突破しようと、軍が窓を割って侵入する事態も起きた。
 非常戒厳は、戦時下など非常事態で発令され、軍が司法、立法、行政の全てを掌握し統制力を強化、言論や集会の自由などが制限されるものだが、なぜそんなものが発令されたのか。『ABEMA Prime』では、韓国内でこの大混乱を目の当たりにした当事者、専門家から当時の様子、非常戒厳が出された理由を聞いた。