主審・福島孝一郎氏はVARの後に退場に該当するかのオン・フィールド・レビューへ。実況・南鉄平氏は何度も繰り返されるファウルの瞬間を見て、「磐田とすると、1人少なくなると厳しい。スローで何回も見ると、ジャッジが下されることがありますからね。これはちょっとどうなるか」と口にし、解説の増川氏と「う~ん」と唸っていた。
約1分に及ぶ映像確認の末、福島氏がクルークスに掲示したのはイエローカードだった。それを受けてクルークスは両手を広げて抗議していたものの、増川氏は「『イエローで良かった』と言えるシーンだったかなと。(レッドカードが)出ても、文句が言えないようには見えましたね、あのシーンを切り取れば」と言及。南氏も「磐田からすると、助かったという捉え方もできますよね。退場する、しないでは大きな違いですからね」と伝えた。
磐田はかろうじて10人対11人の数的不利になる大ピンチこそ免れたものの、30分と60分に追加点を許し、終わってみれば3-0で敗戦。1年でのJ2降格となってしまった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)