【セリエA】インテル 3-1 パルマ(日本時間12月7日/ジュゼッペ・メアッツァ)
焦りが出てしまったのだろうか。パルマのGK鈴木彩艶がカウンターに転じたい場面で蹴った低弾道のパントキックが、味方へと直撃してしまったのだ。これにはファンもツッコミの嵐だった。
昇格組のパルマで定位置を掴んでいる日本代表守護神は、身体能力の高さを活かしたセービングに加え、高精度のフィードでチームに貢献している。昨シーズン王者インテルとの一戦でも、何度かロングフィードでカウンターの起点となっていたが、思わぬ失敗をしてしまった場面もあった。
スコアレスで迎えた15分、インテルのコーナーキックからボールをキャッチした鈴木は、前線へと走り出す仲間を探して、パントキックでボールを届けようとしていた。
しかし、インテルのFWマルキュス・テュラムが邪魔をしてきたため、手からボールを離す距離感を誤ってしまう。これによって焦りが生まれたか、一度仕切り直してから蹴った鈴木のフィードは、MFジモン・ゾームの背中に直撃してしまった。
この珍しいプレーに視聴者は、「ザイオンなにしてんの笑」「パントが低弾道すぎて味方にぶち当てる彩艶」「痛そうw」などとツッコミが寄せられた。
鈴木のミスによってパルマはカウンターのチャンスを逃してしまい、逆にショートカウンターを受けることに。結果的にスローインへと逃れることができたため、ピンチには至らなかったが、危うく失点に繋がりかねないもったいないボールロストだった。なお、試合はインテルが3-1で勝利している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)