2024年10月から放送中のTVアニメ『ダンダダン』。幽霊は信じていても宇宙人は否定派な女子高生と、宇宙人の存在を信じながらも幽霊は否定派の男子高生が繰り広げるオカルティックバトル&青春物語です。
原作は龍幸伸(たつ ゆきのぶ)氏による同名マンガで、WEBマンガ配信サービス「少年ジャンプ+」で連載されています。
この記事では『ダンダダン』に登場する宇宙人・セルポ星人をピックアップし、基本情報や声優・中井和哉さんについてまとめました。
目次
- アニメ『ダンダダン』の作品概要
- アニメ『ダンダダン』セルポ星人の基本情報
- セルポ星人の声優は中井和哉さん
- アニメ『ダンダダン』セルポ星人が性器を欲しがる理由は?
- セルポ星人の能力や戦闘方法は?
- アニメ『ダンダダン』セルポ星人の元ネタは?
- まとめ
アニメ『ダンダダン』の作品概要
女子高生・モモ/綾瀬桃(あやせ もも)は、ある時クラスメイトにからかわれていた男子・オカルン/高倉健(たかくら けん)を助けます。モモは霊媒師の家系で育ったため幽霊は信じていますが、宇宙人などのオカルトは信じていません。オカルト好きのオカルンは宇宙人の存在を信じていますが幽霊は信じておらず、モモとオカルンは口論になりました。
相手に幽霊や宇宙人の存在を信じさせるため、モモはUFOの聖地と呼ばれている廃病院に行くことになり、オカルンはネットで有名な心霊スポットに向かいます。オカルトを信じていなかったモモと幽霊を信じていないオカルンは、それぞれの場所で怪奇に遭遇しました。
モモの声を演じるのは『リコリス・リコイル』井ノ上たきな役などの若山詩音(わかやま しおん)さん、オカルンの声は『鬼滅の刃』竈門炭治郎役などの花江夏樹(はなえ なつき)さんが演じます。
アニメ『ダンダダン』セルポ星人の基本情報
セルポ星人は、惑星セルポから来た宇宙人です。アニメ・原作ともに第1話で初登場。雄しかいない種族のため、クローン技術によって個体を増やしています。しかし、同じ個体をクローンで増やしているため、生物的進化が起きずに葛藤や喜怒哀楽といった感情は消滅しました。
第1話でUFOの聖地と呼ばれている奈木病院を訪れたモモを拉致し、モモの性器(バナナ)を摘出しようとします。モモをムラムラさせるためにサイコキネシスで脳波をコントロールしようとしますが、そのことがきっかけでモモの超能力が開花。モモに蹴り飛ばされて敗北しました。
ワイシャツとスラックスを着用して人間のような姿に擬態していますが、戦闘時には擬態を解除して巨大な目と体に模様がある特徴的な姿で戦います。UFOを所持しているセルポ星人ですが、モモの携帯電話からターボババアに呪われたオカルンが出現すると「スマホを使って侵入してくるとは、あんな技術我々にも無い」と妖怪の能力に驚いていました。
アニメ第8話では、第1話で登場したセルポ星人とは別の個体が登場。雇ったドーバーデーモン(通称:シャコ星人)やネッシーと協力して、モモ、オカルン、アイラの3人を襲いました。
セルポ星人の声優は中井和哉さん
アニメ『ダンダダン』でセルポ星人の声を演じているのは、声優・中井和哉(なかい かずや)さん。これまでに中井さんが演じてきた代表的なキャラクターとしては、『ONE PIECE(ワンピース)』ロロノア・ゾロ役、『銀魂』土方十四郎役、『戦国BASARA』伊達政宗役などがあります。
中井さんは兵庫県出身で、特技は測量とアーチェリー。元々は地方公務員として市役所で働いていましたが、25歳の時に声優・ナレーターの養成所・青二塾に入って声優への道を歩み始めました。
『ダンダダン』ではセルポ星人は複数個体で登場していて、高い声の個体や低い声の個体など様々なセルポ星人がいますが、全て中井さんが演じ分けています。エンディングのクレジットに関しては第1話では「セルポ星人A、B、C」、第8話では「セルポ星人D、E、F」と記載されていました。
セルポ星人を演じる意気込みを聞かれた中井さんは、「思えば幼い頃から、度々テレビで「星人」に触れてきました。多くは地球に害をなす悪いヤツらでしたが、奇抜なビジュアルだったり、様々なバックボーンだったりはとても魅力的でした。せっかく声優になったんだから、一度は演じてみたいと思っていた存在。変身ヒーローや巨大ロボのパイロットと並ぶ憧れと言っていいでしょう。ワクワク感を持って臨みます」と綴っています。
アニメ『ダンダダン』セルポ星人が性器を欲しがる理由は?
セルポ星人は「バナナをください」と言って、モモやオカルンの性器を奪おうとしています。セルポ星人は雄しかいない種族でクローン技術によって個体を増やしているため、生物的進化が起きずに喜怒哀楽などの感情が消滅しました。人間のような生殖機能を取り戻して繁殖するために、人間から生殖器を摘出して研究しようと企んでいます。
宇宙人は高度な科学技術を持ちながらも、なぜか地球を侵略していません。そのことについてオカルンは、地球には妖怪がいるため宇宙人が侵略できないのではないかと考えています。宇宙人の科学技術があっても妖怪には勝てないため、オカルンのような特殊な人間を襲って研究し、妖怪に勝つための技術開発をしようとしていると考察しました。
セルポ星人の能力や戦闘方法は?
セルポ星人には様々な能力があります。アニメ第1話では念力(サイコキネシス)でモモの脳波をコントロールしました。第9話では股間から伸びた注射針のような通信ケーブルで倒れていたドーバーデーモンを刺すと、ドーバーデーモンは復活して見た目も変身したうえに凶暴になりました。また、通信ケーブルを使ってドーバーデーモン、ネッシーと合体もしています。
第8話ではスピリチュアルの高いものしか入れない虚空を出現させ、モモ、オカルン、アイラと戦います。虚空について話していた際に「装置の故障」との表現が使われていたため、虚空はセルポ星人の能力ではなく機械で出現させていると思われます。
セルポ星人の攻撃としては、片手で念力を打ち出す攻撃「六根」と、手をTの字にして動く相手を捉えて攻撃する「セルポ式測量法」があります。
アニメ『ダンダダン』セルポ星人の元ネタは?
ネット上でセルポ星人の元ネタなのではないかと噂されているのは、都市伝説として語られている「プロジェクト・セルポ」です。
1947年にアメリカのロズウェルにUFOが墜落したとされる「ロズウェル事件」があったと言われていて、そのUFOに乗っていた宇宙人の協力もあり、惑星セルポとの通信に成功。1965年にアメリカから惑星セルポに12名を派遣したとされるのが「プロジェクト・セルポ」です。
『ダンダダン』ではセルポ星人が惑星セルポから来たと発言していることもあり、「プロジェクト・セルポ」が元ネタだと噂されているのではないでしょうか。
『ダンダダン』原作者の龍氏はインタビューにて、『ウルトラマン』で宇宙人や怪獣デザインを手掛けた成田亨(なりた とおる)さんの画集が好きだと語っています。セルポ星人の戦闘時の姿は、体の模様が『ウルトラマン』に登場する三面怪人ダダに似ています。もしかすると龍氏がダダからインスピレーションを得て、セルポ星人をデザインしたのかもしれません。
まとめ
セルポ星人は、アニメ第1話でモモを拉致した宇宙人。雄しかいない種族で、クローン技術によって個体を増やしています。念力でモモの脳波をコントロールしようとした結果、モモの超能力が目覚めました。
アニメ『ダンダダン』でセルポ星人を演じている声優は中井和哉さん。中井さんが演じてきたキャラクターとしては、『機動新世紀ガンダムX』ウィッツ・スー役、『ONE PIECE(ワンピース)』ロロノア・ゾロ役、『銀魂』土方十四郎役、『炎炎ノ消防隊』秋樽桜備役などがあります。
(C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
アニメ『ダンダダン』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | それって恋のはじまりじゃんよ | モモ、貞操の危機!? |
2 | それって宇宙人じゃね | オカルン、ダウナーイケボに |
3 | ババアとババアが激突じゃんか | 祖母が若過ぎ美魔女 |
4 | ターボババアをぶっ飛ばそう | オッパイを噛む! |
5 | タマはどこじゃんよ | 招き猫の中身は!? |
6 | ヤベー女がきた | アクさら(CV井上喜久子) |
7 | 優しい世界へ | アクさらを抱きしめるアイラ |
8 | なんかモヤモヤするじゃんよ | アイラの偏りすぎな恋愛知識 |
9 | 合体! セルポドーバーデーモンネッシー! | 完全に事後 |
10 | キャトルミューティレーションを君は見たか | モモの甘々な問い詰め |