【UEFAチャンピオンズリーグ】ディナモ・ザグレブ 0-0 セルティック(日本時間12月11日/スタディオン・マクシミール)
【映像】古橋亨梧、超加速ギアチェンジ→猛烈プレス&スライの瞬間
一人で二役の守備を見せた瞬間だった。セルティックに所属するFW古橋亨梧は、ボールを持つ相手にプレスをかけるとGKへのバックパスを誘発し、さらにそのまま"二度追い"を敢行。最後はGKにスライディングで奪いにいく闘志あふれる守備を見せた。
話題のシーンはセルティックがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節でディナモ・ザグレブと対戦した一戦、後半立ち上がり46分のことだった。ディナモ・ザグレブのボールで、セルティックから見て右サイドのスローインの場面だ。相手がDFケビン・テオフィル・カトリーヌに預けると、古橋がそこに対してプレスを仕掛けた。徐々にスピードを上げたことで、追われた相手は無難にGKへのパスを選択する。
古橋は直後、GKダニエル・ザゴラツに向かってさらに加速して一気に追い込みに向かったのだ。慌てた相手GKが右に持ち運んでキック動作に移る直前、古橋はその足元へとスライディングでボールを奪いに行った。わずかにGKのキックが早く、古橋のプレスは間に合わなかったものの、GKが後手を踏んでいたことは明らかだ。そのキックはセルティックの左サイドのタッチラインを割り、古橋の献身的なプレーでマイボールにすることに成功した。
一段、さらにもう一段とギアを上げて追い込む猛烈プレス&スライディングを受けた相手GKは平静を装っていたものの、心中穏やかではない様子。古橋は逆に、スライディングしてそのままスタンディングする余裕っぷりで、守備力の高さを垣間見せた。
このシーンにはファンもSNSで「亨梧速っ!」「亨梧惜しいな」「亨梧やったれ!」とリアクション。チームは0-0で試合を終え、古橋はこの日、得点に絡むことはできなかったものの、チームを助ける動きで貢献していた。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?