12日、衆議院予算委員会にて自民党の小林鷹之氏が立憲民主党の階猛氏からの宇宙戦略基金に関する質問に答えた。
階氏は「昨日、宇宙戦略基金の担当者に『なぜ概算段階で100億円だったものが3000億円になったのか?』と聞いたが『相手企業との関係もあるのでエビデンスは出せません』と言われた」と経緯を話し、「少数与党になったため、与党だけで情報を独占して、その情報を元に予算を組み立てることをやめるべきではないか」と情報・エビデンスの開示を求めた。
これに対し、小林氏は「例えば今年度末に残高予定額があったとしても、すでに使い道が決まっていて、民間もそれを前提に動き始めていたりする。そして、その民間企業との関係もあるため、どこまで情報を出せるのかというのは、いろいろ政府の中の判断もある。私自身は、こうした事例の資金ニーズというものをしっかりと踏まえることが重要であって、今の説明を伺っているとある意味機械的に予算を減額するというように映った。私はそうした姿勢については慎重であるべきだと思っている」と回答した。
(ABEMA NEWS)
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