ABEMAは、将棋チャンネルのオリジナル企画『ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025』の開催を12月12日、発表した。“地域を背負う”をコンセプトに2024年より開催された団体戦で、日本将棋連盟・羽生善治九段(54)は、「地域活性化と普及推進の象徴的な取り組み」とコメント。今年も監督を含む5人で結成された計8チームが日本一の座を争う。放送開始は2025年1月11日から、初回は「監督会議」の模様を配信する。
『地域対抗戦』は、将棋連盟100周年企画として“地域を背負う”をコンセプトに、2024年より開催されたABEMAオリジナルの団体戦。チーム監督は昨年に引き続き、屋敷伸之九段(北海道・東北)、羽生善治九段(関東A)、渡辺明九段(関東B)、杉本昌隆八段(中部)、谷川浩司十七世名人(関西A)、畠山鎮八段(関西B)、山崎隆之八段(中国・四国)、深浦康市九段(九州)の8名が務める。
また、今回の『地域対抗戦 2025』では対戦方式を一新する。監督を含む大会出場登録棋士の全5人が登場するステージ1、勝利した棋士だけが出場するステージ2の二段階方式を採用。前回大会からのルール変更は大きな見どころの一つとなる。持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールの「AbemaTVルール」を採用しており、スピーディーな展開も魅力だ。
昨年に続き、パブリックビューイング(※1)の開催も決定。2025年1月25日に東京都渋谷区の新・将棋会館での開催を皮切りに、新・将棋会館と各地域で毎週交互に開催する。各地域は、関東A=千葉県松戸市、関東B=東京都新宿区、関西A=兵庫県姫路市、関西B=大阪市、中国・四国=岡山市、北海道・東北=仙台市、中部=名古屋市)、九州=福岡市の8都市にて開催予定。パブリックビューイング会場には「地域チーム」のメンバーが登場し、開催地域の活性化のための各種イベントを実施する。
チケット購入URL:https://w.pia.jp/t/abema-pv/
◆日本将棋連盟・羽生善治会長のコメント
「本企画は地域活性化と普及推進の象徴的な取り組みとして、今後の将棋界の核としての役割があると考えています。将棋の新たな楽しみ方を御提案し、多くの方々にその魅力をお届けしてまいります」
◆『ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025』放送概要
初回放送日時:2025年1月11日(土)午後5時~(監督会議)
放送チャンネル:将棋チャンネル
番組URL:https://abema.tv/channels/shogi/slots/EX4EHo1oJpSgj9
※本戦トーナメントの配信日時、各地域のイベントスケジュールは番組内や「ABEMA」将棋チャンネル公式X(旧Twitter)などでお知らせいたします。
◆ルール詳細
・監督と地域チームの中から選ばれた4人の「大会出場登録棋士」による5人で対局
・監督と大会出場登録棋士の5人全員が対局を行う。負けた棋士は再出場不可となり、5人全員が負けた時点で試合終了となる。
・監督がチーム5人の出場順を決定し、5対局を行う。勝った棋士は連続で出場せず次の対局に移る(ステージ1)。
(例)先鋒VS先鋒、次鋒VS次鋒・・・大将VS大将
・ステージ1終了時点で決着していない場合、監督は勝ったチームメンバーの出場順を改めて決定し、対局を行う(ステージ2)。
なお、勝利した棋士は、次の対局にも連続で出場しなければならない。
・対戦方法は持ち時間5分、一手指すごとに5秒が加算のフィッシャールール
◆用語説明
・地域チーム:“地域エントリー”にエントリーした棋士が所属するチームのこと
・出場登録棋士:地域チームから今大会の試合に出場可能な棋士(※監督+4棋士)