11日、自民党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」が石破総理に闇バイト対策に向けた緊急提言をしたことを受けて、警察庁の露木長官は新たな捜査方法の必要性について訴えました。
SNSを通じた「闇バイト」の対策などを話し合う自民党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」は11日、石破総理に警察官が身分を隠して犯罪グループに接触する「仮装身分捜査」に向けた緊急提言を行いました。
「最近の実情では、闇バイト募集が応募者に本人確認のためと称して、身分証明書の画像などを送信させるという手口が多いことがあります。従って、雇われたフリ作戦を実施するためには、捜査員が架空の身分証明書の画像などを送信する仮装身分捜査を行うことが必要となってまいります」(国家公安委員会後の会見)
警察庁の露木長官は12日の会見でこのように話し、新たな捜査方法の必要性を訴えました。
警察庁は、今後政府が行う「犯罪対策閣僚会議」での取りまとめ結果を受けて、早ければ2025年にも実施したいとしています。(ANNニュース)
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