Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。各団体でも活躍している男性4選手が同卓し、ハイレベルの戦いが予想される。卓上で刀がぶつかる音がしそうな、緊張感漂う戦いで、一太刀浴びせるのは誰だ。
リーグ2位のセガサミーフェニックスは、新人侍・竹内元太(最高位戦)が登場。新人といっても実績は折り紙付きで、いきなり個人3位にランクインしていても、これまでの実績を知る麻雀ファンに、さして驚きはない。Mリーグのスター選手が揃う場面では、恐縮するような言動も見られるが、今期の活躍ぶりを見れば、すっかり主役級だ。
リーグ3位のU-NEXT Piratesからは元気侍・仲林圭(協会)が出場。昨シーズンの優勝チームは、まもなくレギュラーシーズンが折り返し地点を迎えるところで、いよいよ加速。+400ポイントに到達し、+887.6ポイントをマークした昨シーズンの再現に近づきつつある。相棒の鈴木優(最高位戦)が2年連続MVPに向け、個人4位まで浮上する中、仲林も負けてはいられない。
リーグ4位からは、麻雀界でも指折りのイケメン侍・滝沢和典(連盟)が出る。ここ2年は3ケタマイナスと本来の力が出ていなかったが、今年は攻めるべきところを攻める麻雀にブレがなく、確実にポイントを重ねている。強豪なメンツが揃っても、くぐった修羅場の数は負けていない。恐れることなく前に進む。
リーグ8位と大苦戦している渋谷ABEMASからは若侍・松本吉弘(協会)が出場する。リーグ3年目から4年連続3ケタプラスと、戦うごとに強くなっていた松本だったが、今期は12戦してまさかの未勝利。個人順位はブービーの35位と、想像しなかった結果が並んでいる。弱音は吐かない松本だけに、必要なのは言葉よりも結果。たとえ100点差のトップであっても、それこそが特効薬だ。
【12月13日第1試合】
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人9位 +143.8
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人35位 ▲297.8
セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人3位 +273.3
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人15位 +79.1
【12月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +693.4(46/96)
2位 セガサミーフェニックス +454.9(44/96)
3位 U-NEXT Pirates +429.5(44/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +167.5(44/96)
5位 TEAM雷電 +6.3(48/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲180.9(46/96)
7位 EX風林火山 ▲360.8(46/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲513.2(44/96)
9位 BEAST X ▲716.7(46/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)