■子どもがいてもいなくても共存できる社会は?
公共施設や商業施設の受付で妊婦や子ども連れを優先する、こども家庭庁の取り組み『こどもファスト・トラック』。少子化対策として全国展開を表明し、東京国立博物館などで先行実施している。この取り組みに「 子どもに気づかずぶつかる人もいるから助かる」、「子どもがいる・いないで分断を生んでしまう」と賛否の声があがっている。
神山さんは、この取り組みに「子供が泣いたりしたら、すごいプレッシャーを感じて、しんどい思いをするお母さんたちもいるし、私は泣き声とか聞くと、ちょっとしんどくなっちゃう。だから、住み分けしてるっていうのは、すごくお互いにとって優しいのではないか」との考えを述べた。
竹中平蔵氏は「優先搭乗というのがあるが、これはハンディキャップを持ってる人、お年寄り、子どもないしは子ども連れ。住み分けになるが、お子さんにも配慮が必要だ。もう世界中でやってることで、日本はむしろ採用するのが遅かった」とコメント。分断を生んでしまうのではないか、という意見に対しては、「ハンディキャップを持ってる人たちが普通に行動できるようにするわけだから、むしろ分断しないようにしてる」と一蹴した。
(『ABEMA Prime』より)
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