■破産の前兆?リース品が撤去に
日本脱毛安全普及協会元代表理事で、現在は法律顧問を務める弁護士の山岸純氏は、今回の倒産にも予兆があったと見る。「ウォーターサーバーが撤去されたとあったが、これはリース品だ。リース会社はすぐに回収する。危ないと思った会社から最初に逃げていく。ウォーターサーバー撤去というのは、これはまさにお作法だ。なかなか分からないところだと、観葉植物もリース品。場合によっては店舗では化粧品とかいろいろな物品を売っているが、そういう棚や照明もリースだったりする」と説明した。
また、クレジットカードが使えなくなったという店も疑問点だ。説明ではシステム障害で、復旧の日時も決まっているとされていた。アカリさんは「看護師も施術をしながら患者さんに合わせておすすめの商品だったり、こういった医療も用意があるとお話ししていたが、クレジットカードで払われる患者さまが多かった。なので、あまりそういった説明だったり、営業は積極的には(しなくて)いいと言われて、余計『なぜ急に?』という感じではあった」と述べた。
一般的な企業とはことなり「医療法人」が経営していた脱毛クリニック、しかも大手のチェーンが倒産となると、これは異常な事態だ。山岸氏は「一般的に医療法人が潰れるのは本当に聞いたことがない。医療法人は基本的には潰れないような体質になっている。例えば広告をするにあたって、あれはやっちゃいけない・これはやっちゃいけないと、ものすごく厳しい規制がある。そうすると広告にそんなにお金をかけることができない。健全な体質しかあり得ないのだが、今回こうやって医療法人で脱毛サロンが倒産するのだとびっくりした」。
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