将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)が12月15日、準公式戦の「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2024 決勝戦」に出場。トークショーで「新年に挑戦したいこと」を問われた藤井竜王・名人は、「詰将棋回答選手権にでる」とコメント。「伊藤匠叡王の優勝を阻止したい」と宣言すると、会場のファンからはどよめきが起きていた。
藤井竜王・名人の特大の負けず嫌いが発動した。東西対抗戦の合間に行われたトークショーでは、年末イベントとあり「新年に挑戦したいこと」を質問。藤井竜王・名人がホワイトボードに記したのは「詰将棋回答選手権にでる」だった。
藤井竜王・名人は2011年大会に8歳で出場。以降めきめきと実力をつけ、2015年には12歳の小学6年生がプロを破り初優勝を飾ったことが大きな話題となった。その後、大会を5連覇。新型コロナ感染症の流行にともないチャンピオン戦開催が中止されていたが、今年3月に4年ぶりに再開された。しかし、年間を通じてタイトル戦や公務をこなす藤井竜王・名人は、スケジュールの都合で出場が叶わなかった。
藤井竜王・名人の闘志に火をつけたのは同学年の伊藤叡王だ。先に行われた東軍のトークショーでは、同じテーマで「この1年ほど詰将棋にハマっていて、最近作品によく触れるようになってその面白さを感じた。一度も出たことがないので、出られるように頑張りたい」とコメントしていた。これを受けた藤井竜王・名人は「先ほど舞台袖で東軍のトークショーを聞いていたんですけど、伊藤叡王の回答選手権優勝を阻止したいなと思っています!」とキッパリ。ニヤリ顔でファンに宣言していた。
これには、ファンもビックリ。会場からはどよめきが起こったほか、ABEMAの視聴者からも「負けず嫌いすぎるだろww」「バチバチやな」「やる気まんまん」「聡太がんばれ!」「素敵やん!」「いいぞーー」「出た 負けず嫌い」「けっこう意識してるんだなー」「藤井くん盛り上げるなあ!」「ライバル意識バチバチww」と多くのコメントが殺到していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)