10日、OECD(経済協力開発機構)は成人の社会生活スキルに関する調査を発表。日本は「状況の変化に応じた問題解決力」で1位を獲得するなど世界トップレベルだったことが明らかになった。
 その一方、調査で浮き彫りとなったのが、最終学歴と仕事との“ミスマッチ”だ。「最終学歴で学んだことが自分の仕事に最も関連する分野でない」と回答した人は46%(OECD平均:38%)。つまり、懸命に学力・能力を高めても仕事に結びついていないのだ。