将棋の西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将、29)が挑む棋士編入試験第4局が12月17日に行われ、試験官を務めた宮嶋健太四段(25)に勝利。通算成績を2勝2敗とし、史上初「女性の棋士」へあと1勝とした。持ち味の剛腕をさく裂させ快勝を飾った西山女流三冠だったが、終局後に“やっちゃった…”!?まさかのミスで顔を真っ赤にする様子に、ファンからは「西山さんかわいい」「最後のハプニングw」など、コメントが押し寄せた。
剛腕さく裂の快勝を飾った西山女流三冠が、まさかのミスに顔を真っ赤にした。史上初の「女性棋士」誕生へ、歴史的挑戦に臨んでいる西山女流三冠。1勝2敗と黒星先行の中で迎えた第4局は、奨励会三段リーグでも対戦経験のあった宮嶋四段が試験官に。勝てば夢への望みがつながるものの、負ければ“不合格”という運命の一戦に、西山女流三冠は「三間飛車」を志向。宮嶋四段は後手番で急戦を仕掛けた。
堅陣を活かした攻めを繰り出し、主導権を握った西山女流三冠だったが、難解な中盤戦では形勢不明に。しかし、攻め始めたら止まらないとばかりに角の活用から寄せの組立て急転直下で勝利を引き寄せてみせた。これには、ABEMAで解説を務めた屋敷伸之九段(52)も「西山さんの踏み込みが素晴らしかった。プレッシャーに打ち勝って見事な快勝。大舞台をたくさん踏んでいる強みが出た」と絶賛。白星発進から2連敗と足踏みしていた西山女流三冠が待望の2勝目を飾り、夢のプロ入りへ王手をかけた。
まさかのハプニングは感想戦後に発生!