「日本の石破総理とアメリカのトランプ次期大統領が会談する画像を生成して」
 簡単な日本語で指示すると、たった十数秒で4枚の画像を出力。一見すると、実際の写真と見間違うほどの出来栄えである。
 これは、Xで先週無料開放された生成AI「Grok2」。プレミアム会員ではなくても使用できることもあり、その性能を試すユーザーが相次いだ。
 しかし、あまりにも実物の人物にそっくりな画像に法的な問題はないのだろうか?生成AIの課題に詳しい出井甫弁護士に聞いた。