中国の電気自動車大手、BYDがブラジルに計画している工場の建設現場で、中国人労働者らが「奴隷のような状態」で働かされていたことが、ブラジル当局の調べで判明した。
 労働者らは、BYDと契約する中国の別の会社によって、不正な方法でブラジルに連れてこられたとのことだ。
 マットレスのないベッド。トイレも少なく、朝4時起きでトイレ待ちの列に並ばなければならないなど、衛生環境の劣悪な状態で違法な長時間労働を強いられていたとされている。