AI（＝人工知能）に関する法整備をめぐり、石破総理大臣はイノベーションの加速とリスク対応を両立させる新たな法案を早期に提出できるよう、関係閣僚に指示しました。
「わが国が世界で最もAIの研究開発・実装がしやすい国になることを目指し、世界のモデルとなるようなAI制度を構築してまいります」（石破総理大臣）
AI政策の方向性を議論する有識者会議で、法整備に向けた中間とりまとめ案が公表されました。座長を務める東京大学大学院の松尾豊教授は「生成AIを初めとするイノベーションは目覚ましい」とする一方で、リスクへの対応として既存の法令などを生かし、対策を講じる必要性を指摘しました。
石破総理はAIは「社会課題の解決の切り札として期待される」と述べ、全閣僚からなる「AI戦略本部」を設置して、政府の司令塔機能を強化する考えを示しました。（ANNニュース）
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