“少年”+“丸いタマ2つ”といった真っ先にそれが思い浮かぶでしょ!女性占い師に扮した刺客・ハスキー(CV:藤田淑子)が孫悟空(CV:野沢雅子)に接近し、2つの丸い球を要求した際、「ドラゴンボール」定番ともいえる悟空の“やっぱり”な行動にハスキーが盛大にズッコケてしまう場面があった。
【映像】ドラゴンボール!?を見せる悟空(12分03秒ごろ~)
アニメオリジナル回となった「ドラゴンボール」45話で、悟空たちは空中遊園地に遊びにやってきた。そこにアニオリキャラで盗みの天才ハスキーが登場。ハスキーは悟空の持つ2つのドラゴンボールを狙って後をつけていたのだ。
ハスキーは占い師に変装すると、襲われているかのように演じて悟空たちの気を引いた。悲鳴を聞いて駆け付けた悟空たちをうまく騙すことに成功すると、助けてくれたお礼にと悟空を占い始める。ハスキーは事前に得ていた情報から、マッスルタワーでの冒険について語り出すと、悟空は「よくわかるなあ!」と言い当てられたことに驚いていた。
すっかりハスキーのことを信じ込んだ悟空は「ほかになんかわかんのか?」と興味を示す。ここぞとばかりにハスキーは「なにか見えるわ……2つのなにか……丸い……タマ!」と暗にドラゴンボールのことを当ててみせると、「その服の中に2つのタマを持っているんじゃありませんか?」と核心に迫ろうとした。
ハスキーは「不吉な予感がする」と悟空の不安を煽り「あたしにそれを見せてもらえませんか?」と悟空にドラゴンボールを見せるよう伝えた。悟空がドラゴンボールを取り出した瞬間に部屋の電気を消し、その間に偽物のドラゴンボールとすり替えるという作戦だったのだ。
「へー!見たいのか!いいよ!」と何の疑いもなく道着をめくり始めた悟空。次の瞬間、なぜかズボンをズルリ……。そう、悟空が見せた2つのタマとはドラゴンボールではなく“ゴールデンボール”だったのだ。悟空の天然すぎる“タマ違い”にクールビューティーなハスキーも盛大なズッコケを見せていた。このくらいの年頃の男の子って、2つのタマと言われたら100人中100人が“ゴールデンボール”って爆笑しながら答える……よね!?
1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。
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