日本サッカー界で屈指の実績を誇る名将も、地方都市で受け入れられるのは簡単ではなかったようだ。愛媛県のFC今治で代表取締役会長を務める岡田武史、そして関係者たちが、12月28日に公開されたドキュメンタリー『岡田武史 今治奮闘10年史 #1』で明かした。
 日本代表監督としてワールドカップで二度指揮し(1998年と2010年)、横浜F・マリノスでは二度のJ1リーグ制覇も成し遂げている岡田が、FC今治のオーナーに就任したのが2014年11月。しかし、当初は風当たりがかなり強かったという。本人は当時をこう振り返る。