2024年12月31日(火)にさいたまスーパーアリーナで「RIZIN DECADE」雷神番外地が開催され、第4試合で冨澤大智(朝倉未来チーム)と三浦孝太(平本蓮チーム)が対戦。1R1分53秒、冨澤が左膝カウンターでKO勝ちを収めた。

 冨澤は19年に放送された「格闘代理戦争 4th Season」にTEAM武尊のメンバーとして出演。Krushでは2戦2勝の戦績だった。その後は『BreakingDown』に参戦し連勝し『RIZIN』に参戦するなど、実力者としても知られる。一方の三浦は日本サッカー界の象徴“キング・カズ”こと三浦知良の次男。高校卒業後、プロ格闘家をめざしBRAVEで研鑽を積み、21年RIZINのリングで大晦日参戦。TKO勝利と衝撃デビューを飾ったものの、しばらく勝利から遠ざかっていた。

 試合は電撃決着だった。MMAデビュー戦となった冨澤だったが、左ストレートで膝をつかせると、その後タックルに来た三浦にカウンターの左ひざを突き刺す。もろに受けてしまった三浦は仰向けに失神しレフェリーストップ。わずか113秒での出来事だった。

 実況席のケンドーコバヤシは「グシャという音が聞こえた」、また川尻達也は「戦慄の膝ですね……見事ですね」と呆気に取られた様子。Xのコメントでは「大晦日この勝ち方気持ち良すぎる」「完璧な膝久々に膝失神見た」と、衝撃的なKOに盛り上がりを見せていた。

 勝利者マイクを持った冨澤は「去年負けてから死ぬほど悔しくて、『BreakingDown』でも負けて死ぬほど惨めで、ここで勝つという夢があった。次の夢はここで勝ち続けることです。MMAフライ級、デビューさせてください。未来さん、絶対平本に勝ってください!」と、自身の意気込みを語るとともに、平本と再戦する朝倉にエールを送った。

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【画像】「グシャ」と音が響いた衝撃ヒザKO(複数カット)
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