「若い方を中心に」北海道・東北率いる屋敷伸之監督、寒さ吹き飛ばすパワーで“最強地域”へ ルール変更は「各監督もいろいろと考えている」/将棋・ABEMA地域対抗戦 地域対抗戦 2025/01/08 15:54 拡大する 全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」が1月11日に放送を開始する。北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島の最大エリアを率いる屋敷伸之九段(52)は、「若い方を中心に」と出場登録棋士のプランを立てている。予選敗退で終えた前回大会から、迎えた第2回大会。「まずは一勝そして予選突破が目標」と着実な前進を狙う。 前回大会は予選Aリーグで予選敗退を喫した北海道・東北。それでも関西Aとの予選リーグ2位決定1回戦では、4連敗で暗雲が立ち込めていたチームに札幌市出身のエース・広瀬章人九段(37)が登板。まさに“ヒーロー”の活躍ぶりで怒涛の5連勝で劇的勝利を飾ったシーンは、第1回大会の名場面として刻まれている。同市出身の屋敷九段にとっても思い出深い様子で、「広瀬九段が最後まくり切ったことが印象に残っています。ファンの皆様の熱い応援や期待がチームを押してくれたという感じですね」と笑顔で振り返っていた。 続きを読む 関連記事