山梨市では、地元の消防団員が放水を浴び続ける伝統の出初式が行われました。
「水の洗礼」と呼ばれるこの出初式は、水害が多かったこの地域で水への恐怖心を無くそうと、100年以上前から続く新年の伝統行事です。地元の消防団員3人が高さ20mほどの「火の見やぐら」にのぼり、「わっしょい、わっしょい」と声をかけながら地上から放たれる水を浴び続けました。
地域の人に見守られながら20分ほど冷たい水を浴び続けた団員たちは、火の見やぐらから降りてくると、震えた体で抱き合いながらお互いの健闘を称えあっていました。
「(Q.今一番やりたいことは?)あったかいお風呂につかりたいです。(Q.今年一年どんな1年になってほしいですか?)地区内から火災とか災害とかが、おきなければ一番かなと思います」(火の見やぐらで水を浴びた消防団員)
この消防団では、5日に培った団結力で今以上に地域の防災活動に力を入れたいと、決意を新たにしました。(ANNニュース)
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・「ABEMA NEWSチャンネル」知られざる番組制作の舞台裏