大同生命SVリーグの男子第11節で、日本製鉄堺ブレイザーズは広島サンダーズと対戦。その第2セット、15-18の場面で日鉄堺BZの若きアウトサイドヒッターが魅せた。

 広島THの強烈なサーブを拾った日鉄堺BZは、セッターの山口頌平を経由した完璧な組み立てから安井恒介がバックアタックするという流れが出来上がっていた。これに対して相手チームも2枚のブロッカーに3枚のレシーバーを用意し、強烈なスパイクを打たれたとしても…コースによっては対応できる布を敷いて構えていた。

 この広島THの準備に対して、プロ2年目のアウトサイドヒッターは冷静に相手のブロッカーとレシーバーの間に生まれたスペースにボールを落とす技ありプレーを披露。これには思わず広島THの選手たちも肩を落とし、床を叩いて悔しがる姿も。相手を欺く頭脳プレーでポイントをもたらした。なお、試合は広島サンダーズが日本製鉄堺ブレイザーズにセットカウント3-1で勝利している。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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