元世界ランキング4位で現在74位の錦織圭が、会心の一打に感情を露わにした。相手選手の逆をつくフォアハンドに「カモン!」と一声。場内からは拍手が沸き起こった。
度重なるケガから復帰し、2019年以来4年ぶりとなる全豪オープンの舞台に戻ってきた錦織。日本時間12日の1回戦では予選勝者であるブラジルのチアゴ・モンテーロ(世界ランク106位)と対戦した。試合序盤からモンテーロの力強いストロークに苦しむ錦織は、第1セットを落とした。しかし徐々に調子を上げて迎えた第2セットの第7ゲームで会心の1打が飛び出した。