Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグタイ記録となる個人5連中の赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)。チームを明るく、優しく包むママ雀士が、今夜は記録を塗り替える大チャンスだ。個人首位のセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)も出場。好調者同士の熱い戦いが繰り広げられる。
浅見は男性3選手の間に入り、うまくチームを盛り上げていく存在としても重要だが、とにかく今期は調子がいい。展開に恵まれることも多いが、取りこぼさずに攻め切るあたりは「特攻シンデレラ」の異名通り。チームもトータルプラスが900を超え、今日の浅見に守備的意識は誰も求めない。思い切り腕を振り、記録を打ち立てるだけだ。
浅見を止める1番手になるのが、個人トップの竹内。1人で+392.6も稼ぎ、2年連続最下位と苦しんだチームの2位躍進の立役者だ。無理な時には序盤から撤退、チャンスと見ればグッと前に出るメリハリがハマリ、シーズンの60%を消化した中、MVP最有力であることは間違いない。“らしさ”を出して浅見の記録を阻むか。
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)は好調選手相手に、チームのプラスポイントを死守しなければいけない。現在リーグ5位ながら、下位チームとの差がじわりと近づきつつあり、今夜も8位のEX風林火山と直接対決。追い上げる側の期待感を消し去るためにも、黒沢らしい豪快なトップが期待される。
逆にこの試合で状況を激変させたいのがEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。再びチームポイントのマイナスが300台に後退したこともあり、再び下降線を辿るわけにはいかない。ボーダーライン付近にいるチームの足をしっかりつかみ、泥沼の展開に持ち込むのが目標。理想の展開は、TEAM雷電をラスに沈めてのトップだ。
【1月17日第1試合】
赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人3位 +292.6
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人32位 ▲187.1
セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人1位 +392.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人25位 ▲97.0
【1月16日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +905.7(58/96)
2位 セガサミーフェニックス +507.9(58/96)
3位 U-NEXT Pirates +234.9(60/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +4.7(60/96)
5位 TEAM雷電 +3.4(60/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲84.4(60/96)
7位 渋谷ABEMAS ▲325.7(60/96)
8位 EX風林火山 ▲332.9(60/96)
9位 BEAST X ▲953.6(60/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





