一方で、そうした問題提起は教育機関になかなか通らないのが現状だという。「幼稚園から小・中・高・大学とそれぞれの教育委員会に持って行き、『教育をさせてほしいです』と活動する女性の方がいるが、大体断られるらしい。性教育がタブーみたいになっていて、『導入できない』と言われる。また、それをやろうとしているのはほとんど女性。この問題は男女ともに向き合わないと解決しない」と投げかける。
根本にあると指摘するのが、「病気になるまで自分には関係ない」という意識。「その意識の結末がこの状態を生んでいる」「成長のレベルに合わせて教える内容を変えるというのは、国がやることだと思う」と訴えた。
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