ひろゆき氏
【映像】月着陸船の着陸イメージ
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 宇宙企業ispace(アイスペース)の月着陸船が15日、打ち上げに成功した。アメリカ・フロリダ州にあるケネディ宇宙センターから、スペースXのロケット・ファルコン9で打ち上げられたもので、月探査計画「HAKUTO-R」の一環。少ない燃料で月まで行ける「遠回り」軌道を用い、月には5月末から6月に到着予定で、日本の民間企業としては初、世界でも2社目の着陸を目指す。物資輸送や探査車による「月の土」採取が予定されている。2023年4月にも着陸を試みたものの、月面に衝突して失敗し、今回が2度目の挑戦だ。

【映像】月着陸船の着陸イメージ

 ispaceの袴田武史CEOは前回の着陸失敗時、会見などで「失敗」という言葉は使わず、また今回の打ち上げに向けても、失敗を許容することの大切さを訴えるプロモーション『日本を、失敗できない国にしない。』を展開し、話題になった。今回の月着陸船が、無事に月へとたどり着き、着陸できるか不明だが、仮に成功しなかったとして、それをまた「失敗」とする風潮になるのか。「ABEMA Prime」では宇宙開発に詳しい国際政治学者とともに、日本の宇宙開発事情、さらに「失敗」の捉え方について考えた。

■月着陸、成功すれば民間企業では2社目
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