【写真・画像】ロコ・ソラーレの「日英混合作戦会議」が話題! JDの神助言→吉田知、会心ショット炸裂…“ロコ名物の90秒”に熱視線 1枚目
【映像】高難度ショット成功も“まさかの”光景(実際の様子)

【グランドスラム オブ カーリング】マスターズ (1月17日/カナダ)

【映像】高難度ショット成功も“まさかの”光景(実際の様子)

 ロコ・ソラーレ(Fujisawa)は予選の最終戦でカナダのチーム・エイナーソン(Einarson)と対戦。序盤からロースコアながらも世界ランキング6位と7位、レベルの高い攻防が見られた。

 ロコ・ソラーレが1点リードの先攻で入った第2エンド、まだ情報の乏しいアイスでセカンド、サードからコーナーガード裏を取り合う展開となる。しかし、フレッシュな状態でのコーナードローは両軍にとって未知のラインだった。どちらの石もショート、タイト(狙いより内側を通ってしまう)、オーバーカールetc……。なかなかベストのポジションを取れない。

 そんな中でも会心のチームショットを先に決めたのはロコ・ソラーレ、藤澤五月の最終投だった。前述のミスを情報として活かし、藤澤の投じたウェイト(石のスピード)、吉田夕梨花と鈴木夕湖のスイープ、吉田知那美のコールすべてを完璧に修正したチームショットでNo.1ストーンを作った。しかし、かなり難易度の高いショットであり、ここもミスとなると複数失点も有り得る緊張感も伴ってか、出色のショットを決めてもなぜかチームは淡々としていた。

 ハウス側で3人を待っていた吉田知那美が「ナイス」と右手を上げて藤沢を讃えたのみだったが、さらにバンザイする形で「ナイススイープ!」と吉田夕梨花と鈴木夕湖のスイーパーを大声で労うと、藤澤や鈴木が一瞬、遅れて我に返ったように喜び始め、ハイタッチを繰り返した。

 マイクは鈴木と吉田知が「ホッとしちゃって(ハイタッチ忘れてた)」という笑い声混じりの談話を拾い、ABEMAでこの試合を解説した市川美余さんも「いいですね、こういう雰囲気は大事ですね」と同調し、コメント欄も「100点」「さっちゃんないすー」「ほっとしたあとの爆笑がロコのパワーの源」などと喜びの声が続いた。この完璧とも言えるフリーズで後攻のエイナーソンは1点を取らされることになった。

 なお、試合は延長戦まで入る熱戦をロコ・ソラーレが制し、タイブレーク進出も決定。日本時間18日21時半から準々決勝への切符をかけて熱戦が繰り広げられている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】ロコ・ソラーレ、世界6位に劇的逆転勝利(試合ハイライト)
【映像】ロコ・ソラーレ、世界6位に劇的逆転勝利(試合ハイライト)