Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。4選手とも、今期の個人成績がトータルプラスという4選手が集まる“好調対決”。読み、運、覚悟。どこの部分で相手を勝り、トップを手に入れるか。
個人4位につけているのが赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。チームがリーグ首位を独走していることもあり、選手揃って無駄なプレッシャーを受けず、最善の選択だけに集中できていることが好循環を呼んでいる。レギュラーシーズンも残り3分の1弱。自身初となるMVPを狙うなら、プラスを300ポイント、さらには400ポイントに近づけるところまで伸ばしたい。
今期は貴重なトップが多く、個人6位と活躍しているのがKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)。チームがレギュラーシーズン突破のボーダーライン上にいる中で、堀慎吾(協会)と2人でポイント的に引っ張り、なんとか踏みとどまっている。成績の近いチーム同士の対戦でもあり、ここでのトップは倍の価値がある。
個人12位につけるKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)はMVP経験者。麻雀に愛されているとしか思えない幸運と、それを逃さず点棒に変えるスキル、さらにそれを培う研究と、雀士に必要なものを備えている。+110.5というポイントも少々物足りなさを感じさせるほどだが、チームを支える意味でもどこまで伸ばしてくるか。
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)は、過去6シーズンで全てマイナス、ベストは初年度の▲61.0だが、今シーズンはここまで+24.2。掲げてきた“魅せる麻雀”も変化、改良が進み、プラス域で戦える力をつけた。もともと、そのスター性は他の追随を許さないところ。強敵相手に一発かませば、さらに輝きが増す。
【1月21日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人4位 +245.4
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人6位 +196.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人12位 +110.5
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人16位 +24.2
【1月20日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +866.5(60/96)
2位 セガサミーフェニックス +543.4(62/96)
3位 U-NEXT Pirates +164.7(62/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +4.7(60/96)
5位 TEAM雷電 +2.0(62/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲84.4(60/96)
7位 EX風林火山 ▲318.0(62/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲365.4(62/96)
9位 BEAST X ▲853.5(62/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





