最近では米に入れるケースも増加しており、「カビもありますし、味の部分ももちろんありますが、一番大きいのは虫。(虫が)わいてしまうときがあるが、エージレスを入れておくと虫も卵も全部死滅する」と語った。気になる「脱酸素剤エージレス」の主成分は鉄やビタミンCで、誤飲しても人体に害はないとされるのはこのためだ。
誤食を防ぐためには脱酸素剤の存在を目立たせたいが、できないわけもあるのだとか。石井氏は「外から見たときにエージレスの柄が透けて見え、大きくて存在感が出ちゃうと商品自体のデザインに影響を及ぼしてしまう。そういうニーズに対応するためにすごく小さくてコンパクトなエージレスや、少し目立ちにくいデザインのエージレスもラインナップしている」と説明した。
とはいえ認知度は高めたいと、スマホケースや傘、ラッピング列車とのコラボなどの施策を実施。「インバウンド需要の増加なども見越して、正しい情報発信と認知度の向上はメーカーとしても取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
そして、「包装された空間内の酸素を取りきったあとは、基本的にはもう役目を終えている状態。開封しちゃうともう終わり」だとして、いったん開封したあとエージレスをいれて再び封をしても意味がないという、多くの人々が勘違いしているであろう驚きの事実も明かした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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