今月上旬、アメリカ・ラスベガスで最先端技術の展示会「CES」が開催された。テスラは完全自動運転車、Amazon参加のZooxも自動運転タクシーなど、AIによる自動運転が目玉になった。複数の日本企業も出展した。その中で注目されたのが「エイジテック」だ。高齢者の生きづらさをテクノロジーで解決しようという分野で、TDKはAIが目的地まで誘導してくれる「スマート白杖」を発表。また旭化成は、排尿があったことを介護者に知らせる「スマートおむつ」を出展した。
このような技術に専門家は「高齢化が進んでいることでニーズがはっきり顕在化していて先回りがしやすい。日本がリーダーになれる分野だ」という。「ABEMA Prime」では、今回のCESに老眼者の生活を助ける自動でピントが合うメガネを出展したエルシオ代表の李蕣里氏とともに、エイジテックの可能性について考えた。
■電気で液晶を変化 遠くも近くも見られる「自動ピント調節メガネ」
