<大相撲一月場所>◇十三日目◇24日◇東京・両国国技館
序二段の取組で、勝った力士が相手力士の異変に気づき慌てて駆けつける場面があった。相手を気づかう“素の反応”に、ファンからは「やさしい」「いいぞ」と拍手が送られた。
序二段五十六枚目・朝走雷(高砂)が序二段六十一枚目・大翔(追手風)を下した一番。体格で勝る大翔が突っ張って攻めたが、いなした朝走雷が素早く回り込むとまわしを奪取。その後、朝走雷は体勢が崩れた相手に密着して寄り、土俵際で吹き飛ばすように送り倒しを決めた。
敗れた大翔は勢いよく土俵下へ転落。すぐには立ち上がれず倒れたままとなった。荒い息遣いが聞こえるなか、朝走雷は気づかず勝名乗りを受けに戻っていたが、倒れたままの大翔の異変を察知するや否や慌てて駆け寄った。朝走雷が手を差し出そうとすると、復活した大翔は自分の足で立ち上がり土俵の上へ戻っていった。朝走雷は5勝目、大翔は3敗目。
異変を察知すると相手力士を案じてすぐに駆け寄った朝走雷。“素の反応”が垣間見えるその振る舞いに、ファンは「やさしい」「優しい子」「立てる?」「大丈夫そうだ」「朝走雷いいぞ」と拍手喝采となった。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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