【写真・画像】「懲役128年」元新聞記者の移民男性、祖国にも戻れない深刻な理由「これが独裁政治の怖さだよ」 1枚目
【映像】脱獄中に撃たれた傷跡(閲覧注意)
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 アメリカとの国境に面するメキシコの街、シウダ・フアレスで生活を送るベネズエラ出身の移民男性が、祖国に帰ることも、合法的にアメリカへ入国することも許されない、厳しい現状を告白。その理由として、独裁政権下のベネズエラで逮捕された過去を打ち明けた。

【映像】脱獄中に撃たれた傷跡(閲覧注意)

 1月25日、東野幸治あのちゃんがMCを務める番組『国境デスロード』#8が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。

 不法移民対策を重要政策のひとつに掲げるドナルド・トランプ大統領の就任を、約1ヶ月後に控えた2024年12月18日。この日は国連が移民の権利保護を目的として制定した「国際移民day」だった。トランプ大統領就任前の「国際移民day」に、移民たちは期待を抱き、「国境が開かれるかもしれない」という噂が拡散。アメリカとの国境に面するメキシコの街、シウダ・フアレスには、多くの不法移民が集まっていた。今回プジョルジョDは、一縷の望みにかけ、行動を起こした移民たちに密着。「トランプの壁 突破デスロード 不法移民編」が展開された。

「国際移民day」の挑戦が失敗…移民一家の今後は?
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