■玉木雄一郎氏「立憲民主党は、大連立で組んだ方がいい」
「年収の壁」引き上げの進め方に関して、泉氏は野党第一党の立憲民主党として、「額の問題や協議だけでなく、そもそもの交渉、与野党協議が妥結した後、基本的には与党は、予算案に賛成してくれるというのがあるわけだ。厳しい少数与党の中で交渉してくれているので、最終的に玉木さんのところは賛成する可能性がある」と説明。
もし立憲民主党がやる場合、「実は、国政上は大きくて『もう大連立か』みたいな話になってしまう。昨年の総選挙であれだけ戦っておいて、立憲民主党がいきなりその次の年から大連立になるのは、やはり交渉上、政治上もおかしい。僕ら野党第一党としては、玉木さんと後ろに構えて、自民党といざという時に対決できる環境を残しておく。だから、玉木さんのところの立ち位置とはちょっと違う」。
一緒に組んで政権を取るほうがうまくいくのではないか。泉氏は「やり方としては1つある。ずっと僕らは野党暮らし。そうなると政権担当能力は持てなかったりするので、時に政権に入り、政府の中で議論できるような経験をしておかないと、いざという時、政権交代となっても、誰もついてきてくれない」と答える。
対して、玉木氏は「立憲民主党は、大連立で組んだ方がいいと思う」と勧めた。
■今後の動向
