1月26日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に元ロッテ監督の井口資仁氏が生出演。佐々木朗希投手がダルビッシュ直伝のスライダーに磨きをかけていることを明かした。
ドジャースとマイナー契約した佐々木投手の昨季までの成績に触れた井口氏は、メジャー挑戦にあたって強化すべきポイントにも言及。まず「メンタル的にはメジャー向き」と佐々木投手を評したうえで、「おそらくメジャーではストレートとフォークでは抑えられない。彼が一番得意としているスライダーを磨いていかなければ」と解説した。
そして井口氏は、「(佐々木投手は)いまダルビッシュ投手にスライダーをかなり教わっている」と明かしつつ、「自分の中でそういったものの感覚もあると思うので、そこをうまく織り交ぜていけばもっと良い投手になれる」と太鼓判を押した。
また「メンタルの部分でメジャーに向いている選手とは?」という問いに対し、「まずは“自分”をしっかり持てていること。やりたい/やりたくないではなく、“自分はこうしたい”という意見をしっかりコーチらと会話できること」と挙げた井口氏は、「プロ1年目からこれを言える選手はなかなかないない。とくにメジャーでは自分から言わないと教えてくれない」と自主性の重要さを解く。
しかし、その点について「朗希はとにかく研究熱心で、いい選手に色々と聞きにいく」と不安は無いようで、「本当に貪欲だし、ドジャースにはいい選手がたくさんいるので。目標を持っているし、英語も頑張っているんじゃないかと思う」と、愛弟子の長所を挙げた。
(ABEMAスポーツタイム)






