Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月28日の第1試合に出場する4選手を発表した。いよいよ各チーム、レギュラーシーズン残り3分の1に突入。各選手、残りの試合数を均等に出るとすれば8試合前後。今期の状態に向き合いながら、どこまでチームに貢献できるかという戦いだ。ボーダーライン上にいるKADOKAWAサクラナイツが、下位2チームと直接対決。ついに順位変動は起きるのか。
KADOKAWAサクラナイツは上位集団の常連だったはずが、気がつけばマイナスポイントが200台まで膨れ上がった。7位の渋谷ABEMASとは103.5ポイント差。ラス・トップになってしまうと、いよいよ7位転落が見える。今期のチームを引っ張る渋川難波(協会)は、ここぞの踏ん張り時だ。
追いかける渋谷ABEMASからすれば、トップ・ラスで逆転可能な現状は大チャンス。ここで逃がしてしまうと、次に同様のチャンスがいつ訪れるかわからない。先発・松本吉弘(協会)は、この試合でマイナスを引けば個人最下位にも転落するという、まさに崖っぷち。今からレギュラーシーズンで個人プラスまで伸ばすのは相当厳しいが、この試合でKADOKAWAサクラナイツを沈めてトップが取れれば、その貢献度は特大だ。
渋谷ABEMASと同じくEX風林火山も、ボーダーラインまで手が届きそうなところにいる。163.6ポイント差は、1度のトップ・ラスでは届かないが、チームがデイリーダブルを決め、KADOKAWAサクラナイツが沈めば、状況は1日で激変する。二階堂亜樹(連盟)は、トップを取ればもれなく個人プラスにも復帰。狙い所だ。
【1月28日第1試合】
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人23位 ▲50.7
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人10位 +157.2
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人35位 ▲431.8
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人9位 +158.9
【1月27日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +930.1(66/96)
2位 セガサミーフェニックス +458.7(66/96)
3位 U-NEXT Pirates +286.0(64/96)
4位 TEAM雷電 +17.1(64/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +11.0(66/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲200.3(64/96)
7位 渋谷ABEMAS ▲303.8(64/96)
8位 EX風林火山 ▲363.9(64/96)
9位 BEAST X ▲874.9(66/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







