雲海が見える山奥の“一軒家” 「子どもに継げとは言えない。僕らで終わり」高齢夫婦の生活と人生 比嘉愛未は思わず涙

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 「まさかこんなところにまで来るとは思ってもいませんでした」と笑顔で迎えてくれたのは、84歳の夫と76歳の妻。かつては24戶の家がある集落だったが、現在は夫の生家であるこの1軒のみになったという。

 絶景を望む約1500坪の敷地に、築130年の母屋、干し柿用の大きな棚、小川の水を引いた出しっぱなしの水道、今は使っていない70年モノの五右衛門風呂、築150年の蔵など、歴史を感じる様々なものに感動する捜索隊。それらについて話を聞いていると、いつの間にか眼下には雲海が広がっていた。

 夫妻は同じ集落の出身で、夫が29歳、妻が20歳の時に結婚。結婚後は大阪で仕事に就いて生活していたが、この地で暮らす母の世話をするため、夫が62歳の時に仕事を辞めて実家に戻る。10年後に母を亡くした後、夏場は徳島で、冬になると大阪の自宅で暮らす2拠点生活をしているということだ。

 兄から「この人やったら結婚しても大丈夫」と太鼓判を押された夫と結婚した妻。2人は今も仲良しで、同じベッドで寝ていることを明かしたり、神棚を紹介する夫が「こっち(妻)がうちのおかみ様」と冗談めかして、笑い合う様子が印象的だ。

この地は「僕らの代で終わり」の理由
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