お笑いコンビ・サバンナの八木真澄が、ファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得し、見栄を張らずにハッピーに過ごす生き方を説いた本を出すなど、話題になっている。そんな八木に、“脱見栄”の極意を聞いた。
最初の極意は「腕時計は価格より機能」だ。「5000万円の時計は見にくい、文字盤とか。100円のやつが一番見やすい」との理由から、今は1200円の時計を付けている。「軽いし、ストップウオッチ機能もある。1回なくしたが、同じやつを買った。お金をかければかけるほど、時計の時間が見にくくなる」。
続いて「車の本質は見た目より移動」だ。「高い車を見るのは外の人。中に入ったら結局一緒」だといい、「車の本質は移動。フェラーリに乗って都内をグルグルするなら、ステップワゴンで海に行く方がいい」と説く。
「毎日同じ服がむしろいい」という八木は、普段着は同じ服を3着買って、毎日着回しをしている。「発見されやすい。待ち合わせで『あっ』となるから。会社で“いてる感”も出せる。『昨日と同じ服は恥ずかしい』となるが、恥ずかしいのは2回目、3回目まで。4回着た時に、周りは『この人はこの服を着る』と認識する。相手の気持ちを4回目で折るのが大事だ」。
また、「ホームパーティーは家でやるな」とも語る。「呼んでくれた人に、ずっと気をつかって、褒めないとダメなポジションがしんどい。場が平等じゃない。(開催するなら)お地蔵さんの横や、橋の上。敷地内に入っちゃダメ」。
「家は狭いほうが平和」なる極意もある。八木は14坪の狭小住宅に住み、家族全員が2畳の“寝るだけの部屋”を持っている。「家族が絶えず盛り上がる。でかい箱はスベりやすい」。静岡・沼津の劇場が「コンパクトで、お客さんめっちゃ近くてウケやすい」と例に出しつつ、「狭い箱に生活していると、家族が盛り上がる」と語る。
そして「バスタオルは古くて安いほうが吸う」と断言する。「バスタオルは高ければ高いほど吸わない。安くて使えば使うほど吸う。高いやつは生地が太く、最終的に育ちにくい」。来客には「家から自分のタオル持ってきて」と言うそうだ。
“脱・見栄”生活を通して、八木は「純粋なその人の魅力や実力を、等身大で見るように」変化したという。「見栄を抜いた瞬間に、人の本質が見えてくるようになった」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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