■夢は大きく!「農水大臣やりたい」「鳥取の水田を全部買いたい」
今後の目標も大きい。「現在の100町歩(約100ヘクタール)から、2030年までに1000町歩(約1000ヘクタール)へ拡大する。戦後の農地解放で細分化された水田が、80年たって流動化してくる。高齢化も問題ではなくチャンスだ」。
話は政治にも及び、「減反政策を含めて、長年へたを打っている。日本の水田230万ヘクタールの資産価値を上げるには、ドラスティックな技術革新が必要だ。農水大臣をやりたい。石破総理の鳥取1区は、僕の選挙区だ」と胸を張る。
全国の農家は、今後どのような経営手法をとればいいのか。「農家の数は減っているが、GDPで見ると落ちていない。他の産業と一緒で、競争原理が働き、利益を出せない農家が撤退している。農地を経営能力のある農家に集積できれば、生産力はまた上がっていく」。
そして、生存戦略として「農業は製造業だ。品質のいいものを、決まったコストで安定的に出すことによって、マーケットの信頼とともに、価格決定権を得られる」と説く。「日本の水田が流動していく。1万ヘクタール経営も視野に入れている。鳥取県の水田をうちが全部買いたい」。
(『ABEMA Prime』より)


