面識のない女性が無施錠の岩屋毅外務大臣の議員宿舎に侵入し、外遊から帰宅した岩屋大臣と鉢合わせになったという。
林芳正官房長官は記者会見で衆院議員宿舎に不審者の侵入があったことを認めた。「議員宿舎において関係者以外の立ち入り事案があったことは事実。それ以上の詳細については警備上の理由などでお答えを差し控える。この事案等を受けて警備会社によるものも含め、警戒を強化しているものと承知している」。
また、岩屋大臣も記者団に対し「それは事実。すぐにお帰りいただいて、何の被害もなかった。警察当局あるいは宿舎の管理会社のほうに、『警備がこういうことがあってはならない』『さらにしっかり強化をしてもらいたい』と申し上げた」と語った。
このニュースを受けて、Xでは「見知らぬ女」が一時トレンド1位となり、関連ワードが上位を独占した。ネットでは「何がどうなってるの?」「何一つ理解できない」「無施錠なの?」「見知らぬ女ではなく、愛人やハニートラップである可能性を疑う国民は多いと思う」といった声が見受けられた。
セキュリティが厳格なはずの議員宿舎にどうやって侵入したのか。議員宿舎での生活経験があり、今回の関係者に取材をしたという元衆議院議員の宮崎謙介氏は「さまざまな憶測が飛んでいる。岩屋氏が実は付き合っていた人が鍵を持って入ったのではないかとか、スパイが入ったのではないかとか、いろいろと言われている」と前置きしつつ「いろいろなものが掛け合わさって起こってしまったレアな事件」と説明。
「宿舎というのは、古い“青山宿舎”と今回の舞台となった“赤坂宿舎”がある。そもそも来た人(見知らぬ女性)は全く関係のない人。その人が最初、青山宿舎に行って『スタッフです』と言って岩屋氏のほうへ入ろうとした。すると『先生は青山じゃなくて赤坂です』と言われて赤坂に通された。青山宿舎と赤坂宿舎のスタッフ同士で『今から行きます』とやり取りがあり、ちゃんとした人が来るのだと赤坂宿舎のスタッフが捉えてしまって、お部屋までご案内してしまった」と騒動の経緯を明かした。
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