Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、2月11日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、やはりボーダーラインを挟んだ6位・渋谷ABEMASと、7位のEX風林火山による直接対決。今回は同じプロ団体所属の2人がぶつかる“同門対決”でもあり、手の内を知り尽くした同士が火花を散らす。
【映像】多井 VS 松ヶ瀬 チームの命運を背負った“同門対決”(生中継)
渋谷ABEMASは多井隆晴(RMU)が先発。前回トップを取り、久々に麻雀でもトークでも多井らしさを存分に発揮した。常日頃から、現メンバーの4人でいつまでも戦うことの大切さを語るだけに、レギュラーシーズン敗退だけは受け入れられないところ。そのためにも、下位チームとの直接対決では、絶対に勝ちたい。
EX風林火山は松ヶ瀬隆弥(RMU)が出る。多井とは、同じRMUで何度も戦ってきた間柄。尊敬してきた先輩でもあるが、チームを背負って戦うMリーグにおいては、難敵の1人でしかない。多井を沈めてトップを取れるようなことがあれば、今後の戦いにも大きな影響が出るはずだ。
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)も、前回トップを取って勢いに乗った状態で先発する。チームはじっくりとポイントを積み重ね、3ケタプラス目前。残り試合が少なくなるほど、下位チームが狙いを定める上位チームも絞られてくるだけに、今のうちにどんどんポイントを増やし、射程圏外へと抜け出したい。
急速にポイントを減らしているセガサミーフェニックスからは、個人2位の醍醐大(最高位戦)が出る。一時は+500ポイントも狙えた竹内元太(最高位戦)がやや下降線で、チームも沈滞ムード。これを晴らすには大黒柱の踏ん張りが必要だ。トップを取れば竹内に代わって、個人首位に浮上する。
【2月11日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人29位 ▲156.1
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人28位 ▲137.3
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人2位 +354.7
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人19位 +11.6
【2月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +843.2(72/96)
2位 U-NEXT Pirates +376.4(72/96)
3位 セガサミーフェニックス +310.3(70/96)
4位 TEAM雷電 +81.4(72/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +19.8(74/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲141.0(72/96)
7位 EX風林火山 ▲277.1(72/96)
8位 KADOKAWAサクラナイツ ▲291.2(72/96)
9位 BEAST X ▲961.8(72/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





