日本時間16日まで行われた世界ラリー選手権(WRC)第2戦「ラリー・スウェーデン」。競技3日目はスウェーデン北部のウーメオー周辺エリアを舞台に行われたが、それまで順調に快走していたヒョンデの新鋭ドライバーが激しいクラッシュを演じ、痛恨のミスに怒りを露わにする一幕があった。
今季からヒョンデに移籍したアドリアン・フルモーは、前戦モンテカルロで総合3位に入る好調ぶりを維持し、このスウェーデンでも上位をキープ。デイ3も順調な走りを続けていたが、SS11で、なんとヘルメットの固定具を締め忘れたことで20秒のタイムロスをしてしまう。
このことでメンタル面で影響があったのかもしれない。SS13では、左コーナーの立ち上がりでコース外側に接触して、そのまま柔らかい深雪に左フロントを取られてしまう。なんとかコース内に戻ろうと雪壁に沿って数十メートル走り続けたが、結局、マシンのフロント部分が雪壁の外へ行ってしまい、そのままスピン。止まったマシンは雪壁の上に車体が乗り上げてしまっていて、身動きをとることができなくなってしまっていた。
結果、フルモーはデイリタイア。このクラッシュシーンの車載カメラでは、放送禁止用語を連発するフルモーの激昂ぶりが捉えられ、視聴者からも「フルモーはヘルメット問題でイラついてたのかその後ミスしちゃった…」「これがそのフルモーのトラブル・スタック」「やらかし」「亀の子はあかん」などのコメントが集まっていた。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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