【UEFAチャンピオンズリーグ】ベンフィカ 3-3 モナコ(日本時間2月19日/エスタディオ・ダ・ルス)
モナコの日本代表MF南野拓実のファーストタッチから約0.9秒で決まった衝撃の一撃に、相手DFもGKもただ立ち尽くすしかなかった。
電光石火の如く決まったゴールは、モナコがベンフィカのホームに乗り込んだCL決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグ32分に生まれた。
モナコの長身FWブレール・エンボロが前線で収めようとしたクリアボールが、相手DFニコラス・オタメンディとの競り合いのなか、抜けていくのを見逃さなかった南野はそのままボールを回収。前方のスペースへと1タッチでコントロールすると、右足をコンパクトに振ってニアサイドをぶち抜いてみせた──。その間わずか0.9秒の出来事だった。
この試合の解説を務めた野口幸司氏は「クリアボールをまずはエンボロが体を使いながらマイボールにしました。その後のサポートが速かったですよね。コントロールからシュートも速く、そしてニアサイド。(アントニオ・シウヴァの)スライディングが間に合っていない。シュートの速さが上回り、あのコースですからね」と南野のゴールを絶賛していた。
また、刹那のフィニッシュワークを見た視聴者は「ほんとシュートうめえな南野」「タキ!!ナイスゴール!!」という声から、「一瞬すぎてびびった!これでCL日本人最多得点!タイじゃなくなった!」「南野のゴール嬉しい、CL日本人最多ゴールおめでとう」と祝福のコメントも寄せられた。
この1点を決めて、南野はCL通算ゴール数を「5」に更新。香川真司、前田大然の記録を抜いて日本人記録日本人選手最多得点者となった。試合はこのゴールで1-1に追いついたが、その後も打ち合いを繰り広げ、最終スコアは3-3に。2戦合計スコアは3-4となり、モナコはノックアウトフェーズ進出を逃してしまった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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