■リセット症候群に激しい後悔
一方で、友人・知人の連絡先を全て削除した経験があり、リセット症候群に激しい後悔の念を持つ岡野さん。後悔するときは、「過去の思い出を思い返して、『あの人は元気にしているかな』と思ったとき、連絡を取る術がない。会いたいときに会えなくなってしまったのが今生の別れみたいな感じだ」。
岡野さんは、過去のリセット症候群について、「今30代になってだいぶ落ち着いたが、20代がひどかった。積み重なってはキャパを超えて、消えてしまいたい。人の存在から認知されたくないというか、自分が消えても、別になんもないだろうと思いながらリセットしていた」と振り返る。
自身の性格については、「自分で言うのもなんだが、すごい気を遣いがちで、ネクラなのに明るいキャラを演じてきた。それで積み重ねてきた友人関係に、我慢の限界がきて、けんかするまでも至らずに我慢の限界でリセットしてしまう」と明かした。
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