【明治安田J1リーグ】FC東京 0-1 FC町田ゼルビア(2月22日/味の素スタジアム)
“痛恨のミス”になってしまった。FC東京のDF森重真人が、右から入ってきたクロスボールをスルー。しかしこれがFC町田ゼルビアのゴールに繋がると、ファンからは落胆の声が漏れた。
問題のシーンは、明治安田J1リーグ第2節、東京ダービーの試合終盤だった。お互いにゴールネットを揺らせずに迎えた82分、ついに試合が動く。
左サイドの高い位置を取っていた町田DF中山雄太がボールを受けると縦に運び出し、最後は体勢を崩しながらも左足でグラウンダーのクロスを入れる。するとここに飛び込んだFW西村拓真が滑り込みながらシュートを流し込み、アウェイの町田が先制した。
この場面、森重は自身の裏に西村がいることを見ておらず。クロスボールを無理に触ろうとはせずに、スルーしてDF岡哲平に譲った。結果的にこれが判断ミスとなり、西村のゴールにつながっている。解説の林陵平氏は「西村はよく準備していましたね」と西村を称える。また「森重は多分クリアできたと思いましたが、(西村が)いないと思ったんでしょう。それで流した。足を出せたとは思いますが、後ろの選手に任せた感じ」と森重の対応について分析した。
またSNSのファンたちも「いやー!!!素晴らしい嗅覚!!!」「西村らしいゴールやこれは」「もの凄い嗅覚」「やっぱり素晴らしいな」と西村のゴールを称える声がある一方で、「森重やってまいましたなぁ」「これは森重のやらかし」「これはちゃんと対応しないと……」「クリアできたやん」「はっ?何やっとん?」「これは凡ミス」「頼むよ森重」など森重のプレーに対する落胆の声も多く見られた。
結局このゴールが決勝点となり、FC東京は本拠地でのダービーマッチに敗戦。5シーズンぶりの開幕連勝を逃している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)